昨年暮れからの予想外の癌治療に励む少し前から、会社全体の体制や業績等の変化の兆しを痛感し弊社の世代交代を考え始めていた。
幸か不幸か癌罹患確定とその治療・療養の1年という時間経過が、弊社の世代交代を本格的に押し進める事態に私は追い込まれた。ただ、追い込まれても、経営は慎重が第一。
終戦から八十年の我国では、様々な企業のリボーンや世代交代が相次いでいる。
目には見えないが世の中が大きく変貌し始めている。
大阪市の経営塾で教鞭をとっている時の自論が「商業や事業は60年サイクル。」
と偶然か一致しかけている。
このサイクルに当てはまる事業や企業はかなり沢山見当たる。
弊社も創業以来39年が経過した。
そろそろ私と会社が似た機に入っているのだろう。
