自民党の総裁選挙などでは、以前から指摘を受けているガソリン暫定税の廃止が
表舞台で騒がれ始めた。これには心配な裏面がある。
選挙では何かと一般庶民が喜ぶことを取り上げて、人気と票を集めようとするの
は古今東西の常套手段。
社会を良くすることも多い。しかし大きな弊害が起こることも。
今現在の現実はガソリンが高止まりして、道路はあちこちでスムーズに流れる。
一方で各地の高速道路も様々な理由で工事だらけ。
ガソリン暫定税率が無くなると、高速道路の工事は一気に姿を消すのは必定。
一方各地の道路では大きな渋滞も各地で発生するであろう。
今考えられるだけでは社会の足を引く弊害が沢山思い浮かんでくる。困ったものだ。

