昨日も少し触れたが商業床に空き区画がある施設は基本的にまずその施設に
商業としての課題があることを表している。
今日では立地創造型という郊外に低コストの商業施設を開発して広い商圏から
人を集める手法は廃れつつある。
一方人が集まりやすく便利な立地に商業施設ができやすくなった。
立地が良くない施設は商業が成り立ちにくいという当たり前の原則だ。
次に出店コストも過激なデフレの影響で賃料が安くないと採算が取れない。
これが空き区画の二大原因。
一方出店側も企業の寡占化が激しく出店者が不足気味なのも事実。
しかし急激なインフレの中、提供する商品やサービスが魅力ある企業が今後は
雨後の筍の様に出現するだろう。
※写真は住宅街隣接で開店以来人気のある商業施設です。